高知東部自動車道で車同士が正面衝突 後部座席に乗っていた1歳男児死亡 3人が重軽傷
秋の全国交通安全運動初日に痛ましい事故が起きました。21日昼過ぎ、高知県香南市の高知東部自動車道下り線で、乗用車とワンボックスカーが正面衝突する事故があり、後部座席に乗っていた1歳の男児が死亡しました。警察は乗用車を運転していた高知市の男(60)を現行犯逮捕し、事故の原因を調べています。 事故があったのは高知東部自動車道の香南やすインターチェンジ付近です。南国警察署の調べによりますと、21日午後0時50分ごろ、下り車線を走行していたワンボックスカーと上り車線を走行していた乗用車が正面衝突しました。 ワンボックスカーには当時、大阪から来た家族4人が乗っていて、左後部座席に乗っていた大阪市淀川区の神農煌瑛ちゃん(1)が意識不明の状態で高知市内の病院に搬送されましたが、約2時間後に死亡しました。 運転していた父親(33)は鎖骨を折る重傷、助手席に乗っていた母親(38)は内臓を損傷する重傷を負いましたが、右後部座席に座っていた6歳の女の子にけがはありませんでした。 警察は上り車線を走行していた高知市瀬戸東町の会社員、竹﨑壽洋(たけざき・としひろ)容疑者(60)を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕。その後、容疑を過失運転致死傷に切り替え、捜査しています。(竹﨑容疑者は足に軽いけが) 現場は片側1車線の対面通行区間で、竹﨑容疑者が運転する乗用車が何らかの理由で対向車線にはみ出したと見られています。
テレビ高知
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