【ゴルフばか日誌 #4】同好の士との出会いと心温まる気遣いに涙が……
"下道&車中泊"で2100を超える全国のゴルフ場完全制覇に挑戦中の62歳の現役サラリーマン・木村公一さん。自身を漢字から「はむいち」と自己紹介する。漫画『釣りバカ日誌』のハマちゃんこと浜崎伝助が「釣りバカ」なら、はむちゃんは「ゴルフばか」。そんな「はむちゃん」の痛快(!?)ゴルフ人生を綴った「ゴルフばか日誌」の第4話目です!
改造車の爆音ものかは車中泊はすぐ爆睡
このところ兵庫、岡山攻めが続き、同じルートの移動に飽きてきたので、今回は東へ。 静岡カントリー島田ゴルフコースと富士エースゴルフ倶楽部を目指しました。前回告知した丘の公園清里GCは積雪クローズの連絡があり、急遽変更したのです。 3月8日(金)20時に清州城を出発、一路南下し、熱田神宮で国道1号線に合流。ひたすら東へ進んで、道の駅「潮見坂」到着は23時。駐車場には30人近い若者が外でたむろしていました。金曜日の夜はクルマ好きが集まるのか、改造車がいっぱい。爆音すごく賑やかで、話し声も大きく楽しそう。羨ましい(笑)。 こちらは眠くて、眠くて、騒音まったく気にならず、すぐ眠りについてそのまま爆睡。 3月9日(土)5時半起床。着替えて6時出発。外気温4度。潮見坂の名の通り1号線を挟んで目の前は太平洋。日の出は眩しくて「真っ赤な太陽」。美空ひばりか‼ そのままひたすら東へ向かうが、正面には真っ赤な太陽がずっと居座り、眩しすぎる。 7時、掛川のローソンで朝めし。みそ味カップ麺168円、ハム75円。再出発し、途中の掛川⇒島田は見渡す限り茶畑、茶畑、茶畑。濃い緑の絨毯が壮大でした。 8時過ぎに島田Cに到着。早すぎた。スルーラウンドでスタートは11時08分。たっぷり時間がある。アプローチ練習場で新しく購入したキャスコ『UFO(AA・46度)』をとことん練習。ふだん練習ができない私にとって、土日の朝は唯一、貴重な練習時間。ヘッドを真っ直ぐ前に出そうとするとトップしやすい。でも左に回す感覚だと芯に当たる、新発見! この日の島田Cは半端ない強風。風速10メートルというからミニ台風並み。コースはティーイングエリアがやたら広くて平ら。だから打ちやすいものの、強風は最後まで吹き荒れる。アゲインスト、勘弁してチョ~よ‼ 同伴者は富士市在住の竹下昌弘さん(57)、とても話しやすく、ドライバーの安定感抜群。 53・52の105.私は44・48の92。 5時にプレー終了。風呂、シャワーの設備よし。ゆっくり温まり、6時クラブハウス出発。 7時半、道の駅「富士」に到着。夜は納豆、キャベツの千切り、カレーヌードルをビールで流し込み、未消化の状態で9時就寝。この日も爆睡。「歳をとると眠れなくてね~」という老人には「下道・車中泊」が絶対お勧めだ。