【面倒でもやる価値はある!】ケータイを替えずに料金を見直す4つのステップ ドコモ、au、ソフトバンク別「契約内容の確認・変更」
【STEP4】不要なオプションを外す
最後に「オプション」のプランで料金がかさんでいないかを確認したい。 マイページの利用料金の一覧に、基本使用料、通話料、スマホ端末の料金(分割払い)とは別に「その他料金」として表示されている項目だ。料金は月数百~2000円程度だが、積み重なれば少なくない支出となる。 「人によって加入しているオプションは異なりますが、多いのは『安心保障』などの名目で故障時の保障を謳ったもの。修理代は数万円かかることもあるので、万が一に備えてオプションをつけるのも一手ですが、スマホケースや保護フィルムで予防すればよいという方は外す手もあるでしょう。 他にもスマホをなくした際の『紛失サポート』はパソコンから探せるサービスがありますし、データが消えた時に備える『データ預かり』のオプションは、スマホ本体などで無料で設定できます」(丸山氏) 「初月無料なので試してみてくださいとおすすめされるオプションは、使わずに解約し忘れてそのまま支払い続けている人もいます」(鮎原氏) 冒頭の50代男性が料金を見直すと、故障の保障やセキュリティ、店頭サポートなどのオプションに加入し、約2000円を多く支払っていた。 「私は仕事柄、データ無制限とかけ放題プランは外せませんが、オプションは不要なものを見極めて解除したいです」
ショップ店員にどう質問するか
これらの料金見直しは、スマホで進めることも可能だが、難しい場合はケータイショップで問い合わせる必要がある。その際には「店員への尋ね方」にも注意したい。 「データ通信量や通話量を把握して店頭に向かうのがベストですが、わからなかったら、店員さんに『私の使い方に合ったプランを教えてください』という聞き方をすれば、データ通信量や通話料を調べて提案してくれるでしょう」(鮎原氏) さらに一歩進んだ選択肢もある。 「auはUQ mobile、ソフトバンクはY!mobileのサブキャリアに変更したり、ドコモの格安料金プランのahamoなどに変更すれば、より料金を下げられます」(同前) 地道な支出を減らすことの積み重ねが、大きな資産防衛につながる。 ※週刊ポスト2024年6月28日・7月5日号