大泉洋「大泉洋は嫌いでも『ディア・ファミリー』は嫌いにならないで」 元AKB川栄李奈から「大泉さんのではない」とツッコまれる
俳優大泉洋(51)と菅野美穂(46)が14日、東京都内で映画「ディア・ファミリー」(月川翔監督)の初日舞台あいさつに登壇した。 世界で17万人の命を救ってきた医療器具「IABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテル」の誕生秘話を映画化。生まれつき心臓疾患を持つ娘を救うため人工心臓を作ろうと挑んだ小さな町工場の経営者・筒井宣政さん(愛知県春日井市の東海メディカルプロダクツ会長、劇中では坪井宣政)と家族をモデルにした物語。 大泉は3姉妹の父親でもある宣政、菅野は妻・陽子を演じた。舞台あいさつには心臓疾患を抱え余命10年と宣告される次女・佳美役の福本莉子(23)、長女・奈美役の川栄李奈(29)、三女・寿美役の新井美羽(17)、宣政に協力する医師・富岡進役のアイドルグループ「SixTONES」の松村北斗(28)も出席。 壇上では心臓病を患っていたが、バルーンカテーテルで実際に命を救われた4歳の男の子の母親がキャストらにあてた手紙を紹介。夫とともに試写会で映画を見たという母親だったが、夫は当初「大泉さんに泣かされたくない」と見ることを拒否していたと明かした。 これを聞いた大泉は「大泉洋に泣かされるのは悔しいと思う方もいるかもしれませんが、見てください。大泉洋は嫌いでも『ディア・ファミリー』は嫌いにならないで」とAKB48時代の前田敦子の名言を持ち出すと、元AKBの川栄から「だめです。大泉さんのではない」とツッコまれた。
中日スポーツ