大阪シティ信用金庫、ヘルスケアパビリオン出展企業のイベント開催 32社が参加
大阪シティ信用金庫(大阪市中央区、髙橋知史理事長)は12日、本店2階大ホールで同金庫の支援事業を通じて大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオン「展示・出展ゾーン」に出展する中小企業・スタートアップのキックオフイベントを開催した。会場には32社、約50人が集まり、参加企業同士が交流を深めた。 ゾーンのテーマは「未来の生活スタイル~スマートルーム~」。期間は来年6月10日から16日まで。同金庫の支援事業を通じて出展する38社。ゾーンではLDK、ベッドルーム、エクステリアの3つの生活空間とシアター・ミライ体感の2つのエリアで構成。中央にはハウス型の大型の木枠をアイキャッチとして設置する。 38社はそれぞれの企業が持つ技術や商品を持ち寄り、未来における「健康・快適サスティナブルな生活」を実現する製品・技術を披露。未来に実装される可能性がある商品などを想像・体感できる展示を目指す。 当日は参加企業の交流会のほか、出展証授与式、デザインコンサルティング、資金調達手法の紹介なども行った。交流会では関係者がそれぞれ名刺を交換し、展示に向けてミライの商品を語り合った。 髙橋理事長は「元々ゾーン出展に意欲がある事業者に集まってもらった。開幕まで1年を切り、機運も高まってくる。普段は見せることができない出展企業の素晴らしい技術を披露できる。これが次の大阪の基幹産業につながれば」と語った。
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