“パワハラ”指摘の長谷川岳参院議員に「反省文」 叱責された札幌市の幹部が出張を急きょ“延泊”し書く 参院議員会館に持参
北海道や札幌市の職員に威圧的な言動を繰り返していた自民党の長谷川岳参院議員に、札幌市の幹部が2024年1月に反省文を提出していたことが分かりました。 反省文は、A4サイズの両面2ページでタイトルに「反省文」と書かれ、GX(グリーントランスフォーメーション)政策をめぐる札幌市側の不手際やミスのほか、今後の改善点や決意が書かれていました。 札幌市の関係者によりますと、幹部は1月23日に秋元札幌市長らと共にGXをめぐる特区についての提案書を国に提出するために上京しました。 その際、長谷川議員と面会し一連の手続きにおけるミスや不手際を強い口調で叱責され、反省文を書くことに。幹部は急きょ延泊し、反省文を書いて24日に参院議員会館まで持参しました。 札幌市はこれまで長谷川議員に面会するための出張費について適切だったとしていて、この延泊についても関係者は「その後のGX政策の推進に影響が出ないようにするため必要なことという判断があったのだろう」としています。
UHB 北海道文化放送
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