乗客落としたリュック、そばにいた人が車内投げ入れ不審物扱い 新幹線一時運転見合わせ
21日午後0時50分ごろ、山陽新幹線新大阪-新神戸間を走行していた東京発博多行きのぞみ23号で、車内に落ちていた不審な荷物を車掌が発見し、指令所に連絡した。同55分ごろ、新神戸駅で停車し一時運転を見合わせた。兵庫県警が不審物の中身を確認し、危険性がないと判断、同日午後1時半ごろ、運転を再開した。 【写真】都内の遺失物センター 1日1万4千件の落とし物 兵庫県警によると、外国人乗客が京都駅で新幹線に乗り込む際にホームでリュックを落とし、そばにいた人が気づいて拾ったが、ドアが閉まりそうだったため、車内に投げ入れた。外国人乗客は投げ込まれたことに気づかず、リュックが放置されていたという。 JR西日本によると、新大阪-博多間の下り8本が最大36分遅れ、約3800人に影響した。