町制100周年ちなんだ撮影楽しんで 金山・顔はめパネルなど6カ所に設置、周遊促す
金山町は、町の町制施行100周年を盛り上げようと、町内6カ所に期間限定で撮影用グッズを設置している。金山杉がモチーフのキャラクター「美杉(みすぎ)ちゃん」の顔はめパネルや、木製のフォトフレームなどがあり、町内を周遊した先でグッズを使い、撮影を楽しんでもらう。 町の若手職員や地域おこし協力隊員が、町観光協会主催で来年1月10日まで募集している「町フォトコンテスト」に合わせて企画。町民有志の協力を得て完成し、先月上旬に設置した。 顔はめパネルは手持ちサイズで、穴に顔を入れると、美杉ちゃんになりきって撮影できる。町の景色を枠に収めて撮影できる金山杉製のフォトフレームや、町制施行100周年を記念したミニ旗もある。交流サロンぽすとには、記念式典で使用したランプシェードの装飾が今月中旬まで施され、写真の背景に活用できる。 パネルは、大堰(おおぜき)公園休憩所、蔵史館、交流サロンぽすと、カムロヒュッテの町内4カ所に配置。これらにマルコの蔵と町役場を加えた6カ所に、フォトフレームとミニ旗がある。グッズの設置は来年1月末までの予定で、町産業課の庄司華耶(かや)さんは「グッズを使った撮影を通して町を回り、魅力を感じてほしい」と話している。