大谷翔平【Getty Images】

　大谷翔平選手がロサンゼルス・ドジャースと10年総額7億ドル（約1032億円）の超大型契約を結んだことは世界中で大きな話題になった。その影響は開幕戦が行われる韓国でも生じており、予想以上の速さでチケット完売となったようだ。米メディア『ドジャース・ネーション』が報じている。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 　大谷が加入したドジャースは、3月20日に韓国の首都ソウルで開幕戦を迎える予定だ。ソウルシリーズは韓国で初開催となるMLBの公式戦であり、大谷と山本由伸投手が所属するドジャースだけでなく、ダルビッシュ有投手や韓国人のキム・ハソン内野手が在籍するサンディエゴ・パドレスが対戦する。それだけに注目度は高いが、大谷に関しては米メディア『ファンサイデッド』のクリストファー・クリン記者が「大谷の出場に軽い不安を感じずにはいられない」と報じ、出場しない可能性を示唆していた。 　それでも同メディアはタイトルに「大谷のドジャース。開幕戦のチケットが最初の1時間で完売」とつけ、「チケット発売時には3万人以上が順番待ちリストに載っていたが、15分後には4万人に増えた。高尺スカイドームでは、野球の試合に使用できる座席数は1万7000人未満だ。ドジャースタジアムの5万6000席の収容力と比較すると、大谷のドジャースとしてのデビュー戦で、チケットを掴むのが難しい」と報じている。