高速バス利用の観光客に対応 昼神温泉が7月から直行便のダイヤ改正【長野県阿智村】
長野県阿智村の阿智昼神観光局は7月から、昼神温泉郷とJR中央本線上諏訪駅を結ぶ直行バス「諏訪・飯田便」の停留所に飯田伊賀良バス停を追加する。中央高速バス新宿線の最寄り停留所を加えることで、高速バスを利用して飯田下伊那地域を訪れる観光客の需要に対応する。 諏訪・飯田便は、JR東日本特急あずさと接続する直行バスとして2017年に運行を開始。星空ナイトツアーの実施などで増加した関東圏の観光客の交通手段になっている。 直行バスは宿泊者限定で3日前までの事前予約が必要。1日1便で毎日運行する。上諏訪駅往復が1人3000円、伊賀良バス停往復が同1500円。定員は20人で利用者数によってはタクシー、ジャンボタクシーでの運行になる。 観光局の担当者は「特急あずさよりも料金の安い高速バスに接続することで、観光客の選択肢を増やすことができれば」と話していた。 問い合わせ、申し込みは観光局(電話0265・43・3001)へ。