４回、遊撃後方にポトリと落ちる二塁打を放つ立命大・竹内翔汰

◆報知新聞社後援　大学野球関西オールスター５リーグ対抗戦第２日　▽準決勝　関西学生５―３近畿学生（２２日・わかさスタジアム京都） 　関西学生が５―３で勝利し、決勝へ駒を進めた。２４日の決勝では、３年連続１４度目の優勝を目指し、京滋大学―関西六大学の勝者と戦う。 　立命大・竹内翔汰右翼手（４年）＝創志学園＝が強力打線の中心で存在感を見せつけた。初回、無死一、二塁で迎えた第一打席。「３番として簡単に打ってゲッツーというのは流れを悪くするので、しっかり打つ球を選んでいこう」と四球を選び、好機を拡大。この回一挙５得点のきっかけをつくった。 　４回、無死一塁の第三打席では、遊撃後方にポトリと落とす打球を放つと、迷わず二塁へ。「打った瞬間から行くと決めていた」と、自慢の快足でチャンスメイクした。 　試合後、竹内はプロ志望を明言した。同大学ＯＢで元ヤクルトの捕手・古田敦也氏から「（プロを目指すなら）成績で圧倒しろ」との言葉をもらい、「打率４割、４本塁打」を秋季リーグ戦の目標に設定。そのうえで「プロに行って（テレビ等でキャスターを務める）古田さんにインタビューしてもらえれば」と青写真を描いた。 　広島・鞘師スカウトは「いいバッティングをしている。率も残るし、長打も打てるタイプ」と評価した。