阪神、痛恨のサヨナラ負け…ピンチを広げた梅野の遅いカバーに谷繁氏「梅野のバックアップ、カバーが遅いんですよ」と苦言
阪神が広島にサヨナラ負け。優勝を争う巨人が勝利したため、マジックは一気に1まで減ってしまった。 阪神打線は初回、広島先発の大瀬良大地からチャンスを作るも無得点。するとその裏に広島キラーの阪神先発の大竹耕太郎が坂倉将吾にタイムリーを許し2点を献上してしまった。しかし負けられない阪神も7回に佐藤輝明のソロ、8回にも森下翔太のタイムリーが飛び出し試合を振り出しに戻した。両軍譲らず12回裏1アウトまで進んだが、回をまたいだ村上頌樹が大山悠輔のエラーでセカンド進塁を許し、さらに代打の末包昇大に痛恨のサヨナラ二塁打を浴びる最悪の結果となってしまった。 27日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では12回、野間峻祥を出塁させてしまったプレーにフォーカス。まずMCを務めた谷繁元信氏が「ワンアウトからこの野間の打球で、梅野のバックアップ、カバーが遅いんですよ」とファースト・大山がピッチャーにトスしたがタイミングが合わず1塁ベンチ方向にボールが逸れたが、キャッチャーの梅野隆太郎のカバーの遅さを問題視。 解説として出演した齊藤明雄氏も「動かないとダメな場面で、もうアウトって決めつけたっていう感じのプレーですね」とダメ出しした。 もう一人の解説者の大矢明彦氏も「打者走者の野間と一緒に行かないといけないのに行ってないですね。ランナーが他にいないんで」と同意。さらに「1番大事なことは、自分もプレーに参加するってことだと思うんだよね。これ、参加しないでプレーを見てたはずなんだよね。普通はバックアップ行っても当たり前だと、それでアウトで終わりだから、行ったって光らないんだけど、いつもやっていると、こういうところのミスが防げるんだよね」常にカバーに行くことの重要性を説いた。 基本を怠ると大事につながる。大事な試合で野球の怖さが出たゲームだった。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
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