ゴールデンレトリバーが「市長」に、式典や庁内巡回の「公務」こなす 京都の「犬と暮らしやすいまち」
犬の日(11月1日)の市長はゴールデンレトリバー-。関西盲導犬協会のPR犬マギー(メス、5歳)が、京都府亀岡市の「一日市長犬」を務めた。写真コンテストの表彰式に出席したり、庁内を巡回して職員を激励したりと、公務をこなした。 【写真】亀岡市はなぜ「犬と暮らしやすいまち」に? 市は昨年度から「犬と暮らしやすいまち」を掲げ、愛犬と出かけられるスポットの紹介やマナー啓発に取り組んでいる。その一環で、同市曽我部町に拠点を構える同協会に依頼した。 前日の任命式では、桂川孝裕市長からたすきをかけられ、少し落ち着かない様子で市長席に座った。同協会の小芦英知所長は「一般に飼われている犬もマナー良く出かけることが、視覚障害者の社会参画にもつながる」とあいさつした。 マギーは1日午前、9~10月に募集した「亀岡わんこフォトコン 2024」の表彰式に出席し、受賞した犬や飼い主たちと記念撮影に応じ、近くで触れ合っていた。 勤務中の職員を励ますため、庁内も回った。職員は頭をなでたり写真を撮ったりして、「かわいい」「賢い」と癒やされていた。