《国会でアイドル気取り?》今井絵理子議員、決めポーズ写真で大炎上 “振り返って窓の外を眺め微笑んで…”批判が集中したそもそもの原因
さらに問題は振り返ってポーズを決めている写真だ。なぜこんなショットを載せたのかと思うが、どうして批判を浴びるのかピンとこなかったのかもしれない。まずこの写真はわざわざ撮影されたイメージ写真だとすぐにわかる。日常を切り取った一枚ならまだしも、有権者にとっては、参院議員である彼女がこのタイミングで自分をアピールする意味がわからない。 次に彼女はこのショットで振り返っている。前を向いてはいないのだ。振り返るということは、現在や未来より過去に向いているイメージが強くなる。そのためおのずと有権者も彼女の過去に目を向けるようになる。彼女は、自分からXを見た有権者に過去を思い出させるようなポーズを取っているのだ。なのに自分がXの投稿で約束した報告書すらまだ出していないとなれば、批判を浴びるのは当然の成り行きだろう。 肩越しというのもマイナスだ。例えばこれが恋愛における別れのシーンなら、肩越しに見るのは、ちょっとだけ未練はあるけど過去は過去と割り切って、引きずらずに前を向こうといった場面ではないだろうか。このショットも同様で、総括すべきフランス研修と向き合わず、進もうとしている印象を与えるのだ。 元アイドルでも今は国会議員、きれいなイメージ写真もいいけれど、時と状況を見極める力をもっと磨いてほしいと思う。