「サントスは我々を助けてくれる」

チェルシーからストラスブールへレンタル移籍中のMFアンドレイ・サントス　photo/Getty images

チェルシーからストラスブールへローン移籍中のブラジルの逸材は着実に評価を高めているようだ。 サッカージャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ストラスブール率いるパトリック・ヴィエラ監督は、先日デビューを果たしたブラジル世代別代表MFアンドレイ・サントスを以下のように賞賛したと報じている。 「サントスは視野の広さやプレイのクオリティの面で我々を大いに助けてくれる。彼はライン間の選手を見つける能力に長けており、パスセンスも非常に優れている」 かつて世界最高のボランチと言われていたヴィエラ監督から高い評価を受けているA・サントスだが、年齢は未だ19歳。ヴァスコ・ダ・ガマの下部組織出身で2022年1月にトップチーム昇格を果たすと、2023年1月には1200万ユーロ（約19億円）の移籍金でチェルシーに完全移籍。労働許可証の問題により3月に古巣にレンタルで戻り、昨夏にチェルシーに復帰した。 チェルシー復帰後は出場機会を求めてノッティンガム・フォレストへのレンタル移籍を決断したが、公式戦の出場機会はわずか2試合にとどまり、1月3日にチェルシーに復帰。後半戦はトップチームでプレーする可能性も浮上していたが、定期的な出場機会を求め、昨年6月にチェルシーのオーナーであるコンソーシアム『BlueCo』が買収したストラスブールにレンタル移籍することとなった。 ストラスブールでは既にデビューを果たし、監督から高い評価を受けたA・サントス。ブラジルの逸材はフランスでその才能を開花させるのだろうか。