裏金疑惑で雲隠れ続く…池田佳隆議員の資金源は“企業経営者との繋がり”か 知人も「どこに使ったか不思議」
別の関係者は、池田議員の生活ぶりについて…。 <地元事務所関係者> 「会社の収入もある。当選当時から知っているけど、バカ使いしているとか遊んでいるとか、一度も聞いたことない。派手な感じはないし、飲み屋に連れていってもらったこともないくらいだから」 生活ぶりも派手ではなく、多額の裏金の使い道については心当たりがない、と話しました。
池田議員は疑惑が報じられて以降雲隠れを続けていて、有権者への説明を果たしていません。 自民党愛知県連の丹羽秀樹会長は先週、池田議員と電話で話したといいます。
丹羽秀樹衆院議員: 「『病院かどこか言えないですけど、点滴等(を打ち)体調も悪いので』と、声もかすれているような感じでしたね。本人は(説明)したいんですけど、体調のこともあるので、体調と相談させていただきながらとおっしゃっておられました」 同じ県連の仲間である丹羽会長にも、居場所を明かしていませんでした。 池田議員が巨額の裏金を何に使っていたか、丹羽会長も「心当たりがない」と話します。 丹羽秀樹衆院議員: 「特に食事に行ったりしてもお互い会費で出したり、自分だけいいもの食べたりとか、そういったこともなかったですし。ストイックで真面目なのかなというような感じはしておりましたけれども。だから逆に今回の不記載額が、非常に大きな額が出ておられますけども、それに対してどこに使ったんだろうというのは、私もいち同志として不思議なところがありますね。地元から選んでいただいた議員として、有権者の皆さまや市議や県議の皆さん方と連携することが大事でございますので、しっかりと地域で説明責任を果たしていくという、これに尽きるのではないかなと思っております」
19日、ついに強制捜査に乗り出した東京地検特捜部は、今後は派閥から押収した資料を分析するなどし、実態解明を進める方針です。