「私の勝手でしょ!」反抗期の我が子についイライラ…どう対応すべき?【体験談】
反抗期のお子さまに手を焼いているかたもいらっしゃるのではないでしょうか。「今はそういう時期だから」と頭ではわかっていても、生意気な態度で口答えするお子さまについカッとなってしまうことも。 そこで、反抗期のお子さまと保護者の体験談をマンガ化。先輩保護者は反抗期の子どもにどう対応していたのかをご紹介します。
「姉さんの子は反抗期がなさそう」という妹の言葉を聞き、我が子サクラの反抗期を思い返しました。
寝不足を心配しても、洗面台を使いたいと言っても、返ってくるのは強い言葉ばかり。
声をかけても返事がないこともしばしばでした。イライラを隠そうとしないサクラに対し、親にも感情があること、酷いことを言われると傷付くことを伝えたところ……。
何か大切なことに気付いたかのように、はっとした表情を見せたのでした。
家族が安心できる家にするために「協力」してほしい、という父親の思いを聞いて、サクラは「うん」とうなずきました。
感情的にならずに親の思いを伝え、何かに気付かせる「話し合い」が大事だと知った妹。さっそく夫に伝え、親子3人で話し合ってみるそうです。 イライラを隠さない反抗期の子どもの姿に「うちと一緒」と思わず声を上げたかたもいらっしゃるかもしれません。売り言葉に買い言葉でケンカ勃発(ぼっぱつ)とならず、マンガの中の家族のようにうまく対応していくには、どうすればいいのでしょうか?
反抗期のお子さまについイライラしちゃう時はどんな時?
お子さまの反抗期の体験談について、先輩保護者にアンケートを実施。460名のかたからご回答いただきました(※1)。 まずは、反抗期のお子さまについイライラしてしまう時を聞いてみたところ、次のような結果に。
1位から3位は僅差で「反論や口答えをしてくること(39%)」「保護者の言うことを聞いてくれないこと(37%)」「ルールを破ること(36%)」となりました。フリーアンサーでは、より具体的な「ついイライラしてしまう時」への声が。「わかる!」と、投稿主さんへの仲間意識も芽生えるかもしれません。 【口答えや、言葉遣いが悪い時】 ●ご飯中にマンガを見ようとしたので怒ったら、「わかってるし、うるせーな」と言われた。 ●長男の言葉遣いがとにかくひどい。うるせぇ、バカ親……など。 イライラをそのままぶつけるような暴言を投げかけられると、ついヒートアップしてしまいそうに。グッとこらえるのが難しい時もありますよね。 【無視や冷めた態度を見せる時】 ●ゲームのヘッドホンをして聞こえないふり。 ●話しかけても反応がなく、ゲーム、YouTubeばかり。 ●中3、小6の娘の返事が「別に」と「わかってる」しか返ってこない時。 ●私が質問したことに、今答える必要がある? などときちんと返事をしてくれないのに、自分(子ども)が質問したことには、すぐに回答や予定の確定を求めてくる。 放っておいてほしいとの意思表示かもしれませんが、こちらの存在を認めないかのような態度は、保護者だって傷付くもの。返事するまで詰め寄ってしまうなんてこともあるかもしれません。 【言い訳が多い時】 ●難しい年頃の入り口に立ったのはわかるけれど、言葉遣いや態度が偉そうになったり、約束を破ってもくどくど言い訳するのは内心はらわた煮えくり返っている。 ●言い訳が多い。絶対にわかったと言わない。 注意やアドバイスにあれこれと自分勝手な説明をするお子さまの様子に、「その言い訳、もはや屁理屈では?」とイラッ。「いつの間にこんなに口が達者になったんだ」と驚くこともあるかもしれません。 【態度が急変する時】 ●高3の息子。買ってほしいものがあると寄ってきて話をしてくるが、高価な物で買えないと伝えると学校辞めるだのグチグチ言ってくること。 自分に都合がいい時だけ寄ってくる調子のよさ、計算ずくのところが見えるからこそ、思わずイラっとしてしまうこともありますよね。 いずれも《あるある》な反抗期の子どもの様子。思わず、我が子の姿で脳内再生されたなんてこともあるのではないでしょうか。