「本当にしてはいけない」南萌華が守護神に救われた“ボールロスト”を反省。「山さんにはたくさん助けられてきた」【パリ五輪】
「大きい存在になって、また帰ってきたい」
日本女子代表は現地8月3日、パリ五輪の準々決勝でアメリカ女子代表と対戦し、延長戦の末に0-1で敗れベスト8敗退。試合後、DF南萌華が自身のプレーを振り返った。 【厳選ショット】120分にわたる死闘の末アメリカに敗れる… なでしこジャパン、パリ五輪をベスト8で去る|パリ五輪 準々決勝 日本女子0-1アメリカ女子 3バックの左で先発した南は、積極的に前に出てボールを刈り取るなど奮闘。しかし、チームを勝利に導けなかったことに反省を口にする。 「きつい時間帯でもっと良い守備をできれば、いい攻撃に繋がったのかなってところで、個人としてもディフェンスのところでは反省点しかないと思います」 スコアレスで迎えた延長前半の90+6分には、自陣でボールロスト。そこからGKとの1対1に持ち込まれたが、山下杏也加が好セーブで防ぎ事なきを得た。 「相手は速い選手が多かったなかで、ああいうプレーは本当にしてはいけないと思う。あの時間帯、あのシーンだけじゃなくて本当に山さん(山下)にはたくさん助けられてきた。ディフェンスラインのところでもいろんな選手が身体を張ってゴールを守ってくれてたなかで、あと一歩のところが届かなかったっていうのは本当チームとしても悔しいですし、ここ(準々決勝)をまた越えれなかったというところでは、まだ足りなかったのかなと思います」 3大会ぶりのメダル獲得とはならず、悔しい結果に終わった今大会。南は「やっぱりもっとチームを助けたい。ディフェンスとしては最後のところでやられてしまうのは自分の弱さだと思うので、もっとチームから信頼されて、このチームを託されるような大きい存在になって、また帰ってきたいです」と前を向いた。 取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
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