部活動に打ち込む男子中学生が最優秀賞! 中高生お弁当レシピコンテスト 「甲乙つけがたい…」
HTB北海道ニュース
食を通じた健康づくりを考えてもらおうと、札幌の中高生がお弁当のレシピを考えるコンテストが行われ、受賞作品の表彰式が行われました。 鮭がたっぷり乗ったお弁当に野菜が盛りだくさんのお弁当まで。全て中高生がレシピを考え作ったものです。 9日札幌パークホテルで行われた「お弁当レシピコンテスト」の表彰式。 近年は野菜不足や若い世代で朝食をとらない人が多くなっています。そこで、バランスの良い食生活や減塩など食を通じた健康づくりについて考えてもらおうと札幌市が中高生を対象にお弁当レシピを募集。 今年は644作品が集まりました。 インターネット投票などによる審査が行われ、見事最優秀賞に選ばれたのは・・ 井口七海記者) 「こちらが最優秀賞に選ばれたお弁当です。彩り豊かで、もう全部おいしそうですね」 道産の野菜がたっぷり使われた「夏野菜の部活弁当」。夏野菜がふんだんに使われていることやオイスターソースを使った鶏肉の味付けなどが評価されました。作ったのは中学2年生の長谷川賢太郎さんです。 中学2年生) 長谷川賢太郎さん 「自分は陸上部で、中・長距離で、栄養は大事なので、疲労回復できるように、ビタミン系の栄養を入れるというのをこだわりました」 会場では、札幌パークホテルの料理長が再現した最優秀賞のお弁当がふるまわれました。 札幌市PTA協議会・朝野由紀さん) 「薄味で、でも味がちゃんと伝わる感じで、とてもおいしくいただきました」 スキージャンプ長野五輪メダリスト・岡部孝信さん) 「スポーツをやってきて栄養面とかは気を付けていましたが、中学生高校生がいろんなことをかんがえたうえ作った弁当を見て僕も自分の人生反省しましたね」 札幌パークホテル・舟橋裕司総括料理長) 「甲乙つけがたいというのはこのことなんだなというくらい、非常に皆さん素晴らしいレシピを考案されて、私も感動しました」 このほか、道内企業が選んだ特別賞も発表されました。 入賞した16のお弁当レシピは今年度中に冊子にまとめられ、市内の中学3年生に配布されるほか、ホームページにも掲載されます。
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