<私のはじめて>武藤彩未「毎日泣いていた」可憐Girl’s時代 いまでも体が覚えてる? 曲披露で「自然と振り付けが…」
今をときめくスターやアーティストにも、初出演、初イベント、初ライブなど必ず存在する“はじめて”のとき。そんな未経験ならではのドキドキの瞬間から、印象深い出来事、ほろ苦さまでを、本人に振り返ってもらうのが「私のはじめて」です。元「さくら学院」で歌手の武藤彩未さんに“はじめての音楽活動”の思い出を語ってもらいます。 【写真特集】武藤彩未、27歳のリアルな姿 美しい水着ショットも!! 抜群の透明感 肌の白さに驚き!!
◇素人の歌とダンスでオーディション「まさか選んでいただけるとは」
私は小学6年のときに「可憐Girl’s」というユニットでデビューしたのですが。キッズ服や少女マンガ誌「ちゃお」(小学館)のモデル、CMに出演して子役として“演技”をしていた時期で、その先も芸能活動を続けるかどうかも分からない、ただ楽しいから、という気持ちでやっていた中、オーディションの話をいただいて、それこそノリで受けたら受かってしまって。
オーディションでは、歌とダンスをやったのですが、当時の私は「家族とカラオケにいったことはある」レベル。大塚愛さんの「さくらんぼ」を歌ったのですが、サビの部分の“手振りだけ”という、本当に素人の歌とダンスだったので、まさか選んでいただけるとは思ってもみなかったですし、そこからが本当に大変でした。
◇自信喪失で大変な思いも「その後の自分を導いてもらいました」
こんな素人が、アニメの主題歌を歌ってデビューするってことの大変さを、当時は想像できていなかったです。グループは3人組で、あとの二人との実力や経験の差から、余計に自信をなくしてしまって、毎日泣いていましたね。
ダンスの動画がビデオで送られてくるのですが、自分はそれを見て、踊れるレベルじゃなかったので、『できない、できない』と言いながらも、とにかく必死で練習して。だから、大変な思いの方が大きかったのですが、それがあったから、『さくら学院』を経て、ソロデビューできたっていうのはもちろんあるので。その後の自分を導いてもらいました。