ボトム以外は何を合わせる? 【色別】冬の“デニムコーデ”20選!
着ているものは、ごくごくベーシックなアイテム。でも、その組み合わせでこなれ感が出せるという好例が、俳優ジョシュアの着こなし。基調となるのが、濃紺のデニジャケにブラックデニムというデニム・オン・デニムスタイル。こんな濃い色同士のデニム合わせだと、武骨さが強調されすぎることもあるけど、そんな印象を緩和してくれているのが、デニムと相性のいいグレーパーカの存在。ジップアップデザインとクタッとした薄手のフードのおかげで、こなれ感もたっぷり。デニジャケ以外をモノトーンでまとめたあたりは、都会派のデニム・オン・デニムスタイルを狙っている!?
黒のシャツに黒デニムで真っ黒なIラインを作ったドミニク。普通であれば、黒の精悍さを生かして、黒ダウンなんかを羽織ってしまうところ、彼はあざやかなブルーのダウンをチョイス。黒にブルーが映えて、冬のコーデに爽やかな印象も作り出していて新鮮だ。ちなみに、選んだダウンジャケットは〈カナダグース〉。ということは……、ニットキャップ&シューレースの赤は、もしかして〈カナダグース〉のロゴとリンクさせている!? っなわけないか!
ナイロンJKは、気を付けないとアウトドア的な雰囲気に仕上がってしまう。でも、キットがそう見えないのは、全体を黒一色でまとめているから。しかも、選んだデニムは脚にピタッとフィットするスリムタイプ。さらに、足元をドレッシーなフォルムのサイドゴアブーツに。カラダのラインを出すことでモダンな印象に昇華!
ベーシックなブルーデニムのジャケットに、黒のダメージデニムを合わせている、シンガーのジョー。インにも黒パーカを合わせて、ソリッドな雰囲気のアメカジに仕上げている。色数を抑えてすっきり見せているが、首元にボリュームがあるからノッペリして見えない。と同時に、足元に白を加えることで重くなるのも回避。非常にバランスのいい、きっちり計算された着こなしといえそう。
グレーデニムコーデ
お洒落番長こと、ベッカムの着こなしを。モッズコート風アウターを主役に、赤のマフラーや腕時計を効果的に取り入れることで、ストリートっぽさとラグジュアリー感を上手にミックス。さすがベッカム、こういうノリは本当にうまい! コートのシルエットは裾がフワリと広がったAライン。そこに細身のグレーデニムを合わせて、本家モッズを思わせるエッジィな雰囲気を出している。頭には黒のニット帽、足元には白スニーカーというチョイスも、彼ならではバランス感といえそうだ。