ドジャース・大谷翔平（ロイター）

◆米大リーグ　ドジャース―レンジャーズ（１２日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム） 【動画】大谷翔平、１回に２試合連続となる１７号！右中間スタンドへ先制のソロ！！ 　ドジャース・大谷翔平投手（２９）が１２日（日本時間１３日）、１２連戦２戦目となる本拠地・レンジャーズ戦に「２番・指名打者」でスタメン出場し、２点を追う８回１死走者なしの４打席目は４番手右腕・ロバートソンと対戦し、空振り三振に倒れた。 　レンジャーズの先発は、ジョン・グレイ投手（３２）。ロッキーズ時代には１６年から４年連続２ケタ勝利を挙げた通算７１勝の右腕だ。今季は試合前の時点で１２登板で２勝２敗、防御率２・１２。大谷は昨季まで１０打数４安打の打率４割で、１８年、２３年に１本ずつ本塁打を放っている好相性だった。 　初回１死走者なしの１打席目は、フルカウントから６球目の真ん中付近に甘く入った８９・８マイル（約１４４・５キロ）スライダーを捉えると、打球速度１０５・２マイル（約１６９・３キロ）、打球角度２６度、飛距離４２４フィート（約１２９メートル）で右中間席に運んだ。豪快な２試合連続弾に笑顔を見せた大谷は、ベンチに戻るといつも通りＴ・ヘルナンデスにヒマワリの種をかけられてうれしそうだった。 　１点リードの３回無死一塁の２打席目は打球速度１１２・５マイル（約１８１・１キロ）といういい当たりだったが打球が上がらず正面への右直５回に元ドジャースのシーガーに逆転３ランを浴びて迎えた５回２死走者なしの３打席目は、２番手左腕・ラッツと対戦し、打球角度５８度と上がりすぎた中飛に倒れた。 　前日１１日（同１２日）の本拠地・レンジャーズ戦は２打数１安打２打点、３四死球。６回１死一塁の４打席目に、１イニング４本塁打の口火を切る１６号２ランを放った。５日（同６日）の敵地・パイレーツ戦以来５試合ぶりのアーチは、打球速度１１４・２マイル（約１８３・８キロ）、打球角度２３度、飛距離４３３フィート（約１３２メートル）という会心の当たり。大谷も「甘い球を最後、しっかりといい形で打てた」、「いい感触だったと思う」とうなずいていた。