【巨人】岡本和真、丸直撃ファウルからの先制適時打 4番継続の誕生日、第1打席いきなり結果
<巨人-広島>◇30日◇東京ドーム 巨人岡本和真内野手(28)が“丸直撃ファウル”の後、先制適時打を放った。 1回2死三塁の第1打席。28歳の誕生日で右翼スタンドからはバースデーソングが注がれた。フルカウントから145キロ直球を捉え、三塁側へのファウルとなった。その強烈なライナーが三走・丸の右足を直撃した。丸は苦悶(くもん)の表情を浮かべながら膝をついた。まさかのハプニングとなった。続く1球も三塁側へのファウルとなり、球場はどよめいた。 続く8球目の132キロチェンジアップを捉え、今度はきれいなセンター返し。中前打で先制点を呼び込んだ。「先制点となるランナーをかえせてよかった」と役目を果たした。この一打から大城卓、若林、小林と連打が続き、1回は3得点と首位広島から先手を取った。 満塁の絶好機で凡退していた前日29日の広島戦後、阿部監督からは「本人もどうしていいか分かんないだろうけども、あそこで(流れが)切れてしまうことが多々あるんで、ちょっと考えようかなと思います」と4番からの打順変更もほのめかせられていた。しかし、変わらず4番で起用された一戦で、結果を出した。