パリ五輪で“銀”…フェンシング山田優選手が富山のジュニア選手を直接指導「五輪でメダル獲ってくれたら」
富山テレビ放送
パリオリンピックでエペ団体銀メダルを獲得した山田優選手が富山のジュニア選手を指導しました。 11月2日、富山西高校で行われたフェンシングの強化練習会。 指導役として招かれたのは、東京オリンピックでエペ団体金メダル、今年のパリオリンピックではエペ団体銀メダルを獲得した山田優選手です。 山田選手のメダルを手にしたジュニア選手は、 *生徒 「思っていたより重たい」 この練習会は、富山県フェンシング協会がジュニアの競技力向上にと開いたたもので、県内の小学生から高校生までの強化指定選手など約20人が参加。 山田選手はあすから1か月間スイスでの海外遠征を控える中、富山を訪れました。 Q県外での指導にはどんな思いで参加している? *山田優選手 「地元の三重県の子どもが育ってほしいという思いもあるが、全国的にフェンシングが楽しいと思ってくれる子が増えてくれたらいいなと思っている。山田選手みたいになりたいと思ってくれる子が次のオリンピックでメダルを獲ってくれたらという思いで練習会を開催している。」 剣を相手の体に接触させてポイントを競うフェンシングにはフルーレ、エペ、サーブルの3種目がありますが、「エペ」は全身すべてが有効面となる最もシンプルな種目です。 子どもたちは山田選手から一人ずつ直接指導を受け、貴重な経験になったようです。 *高岡第一高校1年 中町謙太さん 「スピードを真似できるようにトレーニングをしっかりしていきたい。」 *高岡工芸高校2年 林帆乃夏さん 「オリンピックに出ていた選手が富山県に来てくれて、すごく良い経験になった。」
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