“泥の中”に眠る『地域のお宝』育てて 食べて 学んで 販売して「試食会」も開催
新潟放送
新潟県長岡市の中之島地域にある市立上通小学校では毎年、地域の誇りや愛着を育むことを目的に、地元の名産品である『大口れんこん』の植え付けから収穫、さらには販売までを体験しています。 【写真を見る】“泥の中”に眠る『地域のお宝』育てて 食べて 学んで 販売して「試食会」も開催 21日には5年生が、深さおよそ50cmの田んぼに足を取られながら、泥の中に眠る地域のお宝『大口れんこん』の収穫に挑戦しました。 そして、収穫のあとは農家が作ったレンコン料理を味わいました。 「うま!」 「シャキシャキしてます」 大口れんこんの“魅力”を、学んで、育てて、食べて…と、十分に感じた子どもたちです。 「植えるのも収穫するのも、すごく足が動かないし掘るのも大変だったけど、れんこん生産組合の皆さんが手を貸してくれたので上手にとることができてよかった」 11月21日に5年生が収穫した大口れんこんは、翌22日に長岡市の交流拠点である『アオーレ長岡』で販売をするということで、6年生が“袋詰め”作業を行いました。 今回は、子どもたちが考えたレンコン料理の“試食会”も、販売と合わせて行うそうですが、いったいどんなメニューなのでしょうか。 「すごくシャキシャキしているし、みずみずしいし、ネバネバもしていて、おいしいから、試食会のときに、海外の人にもいろいろな人に食べてもらいたい」 『地域の宝』を再確認つつ、試食会のメニュー作りにあたって子どもたちは、どうやったら大口れんこんのシャキシャキ感を活かせるのかを試行錯誤しながら、茹で時間や味付けを決めたということです。
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