（写真：愛媛朝日テレビ）

勇壮華麗な新居浜太鼓祭りが１６日、本格的に始まりました。 新居浜太鼓祭りは、金糸銀糸の幕で飾られた重さおよそ３トンの太鼓台が街を練り歩く勇壮華麗な祭りとして知られ、今年は８地区合わせて５１台の太鼓台が参加します。 この日は朝早く、市内南部の内宮神社では、地元の太鼓台４台が傾斜のある参道を上って宮出しされました。 上りが力勝負なら、下りは我慢勝負。 約１００人余りのかき夫たちは重さに耐えながら、指揮者の笛と掛け声に合わせて、約２００メートル、１００段近い階段のある参道をゆっくり降ります。 そして、下り切った後は、力をふりしぼって太鼓台を頭上高くあげる「差し上げ」を披露しました。 見物した人は「すごく迫力があり、間近に見られたのが良かったです」などと話していました。 新居浜太鼓祭りは１８日まであり、市内は祭り一色に染まります。