現実世界と虚構が交錯するメタADV『ANGEL WHISPER』のPC(Steam)版が発売開始。1月22日まで税込990円(34%オフ)のセールを実施
ゲーム制作集団「Child-Dream」(株式会社ミスタ・ストーリーズ)は、アドベンチャーゲーム『ANGEL WHISPER ~あるゲーム作家が遺したサスペンスアドベンチャー』のPC(Steam)版を発売開始した。 『ANGEL WHISPER』画像・動画ギャラリー 価格は税込1500円。発売にあわせて1月22日まで税込990円(34%オフ)のセールを実施している。 『ANGEL WHISPER ~あるゲーム作家が遺したサスペンスアドベンチャー』は、1999年に公開された『ANGEL WHISPER』のリメイク版となり、今回はNintendo Switch版に続くPC(Steam)での展開となる。 本作は、失踪したゲーム作家・由島博昭が遺した本作『ANGEL WHISPER』をプレイしながら、作品に込められたメッセージや制作の過程で起きた不可解な事件の真相を解き明かしていく作品。 その『ANGEL WHISPER』の内容とは、由島が1998年に体験した出来事が描かれていた。彼はあるゲーム会社に入り、ノストラダムスの予言を題材にしたゲームの制作を開始する。由島はゲーム会社で開発を進めつつ、事件の謎を追うが、やがて由島は得体の知れない存在と対峙する。 本作のオリジナル版は現実世界と虚構が交錯するメタなコンセプトや、ホームページなど情報を入手しながら進めるという、現在でいうところのトランス・メディアストーリーテリングを採用した先駆的な作品で、人気を博した作品だ。なお1999年の作者の日記や掲示板、隠しサイトなどは現在でも当時のまま残されている。 今回のリメイク版ではキャラクターなどのすべてのグラフィックを刷新しており、エピローグとヒントが追加されており、プレイしやすいものとなっている。 1月22日まで税込990円(34%オフ)のセールを実施しているので、まだ未プレイの人はプレイしてみてはいかがだろうか。
電ファミニコゲーマー:福山幸司
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