渦中のなでしこ2部クラブが声明発表「メディア等にて様々な報道がなされている中ではありますが…」
なでしこリーグ2部のディオッサ出雲FCは16日、クラブ公式サイトで「ディオッサ出雲FCを愛する全ての皆さまへ」と題し、日本語とポルトガル語で声明を発表した。 【写真】「えげつない爆美女」「初めて見た」「美人にも程がある」元日本代表GKの妻がピッチ登場 内容は先日、ブラジル出身の所属2選手が監督からハラスメント行為を受けていると告発した件となっている。 ディオッサ出雲FCは「クラブの活動が始動した時より、ディオッサ出雲FCに対しまして温かいご声援とご激励をいただいた大勢のサポーターの皆さま、そして最大限のバックアップをいただきました各種スポンサーの皆さま、また、練習環境をご理解いただき選手雇用をしていただきました雇用パートナーの皆さま、各種イベントにお声がけをいただいた地域や団体の皆さま、支援体制の構築をいただいたディオッサ12の皆さま、全ての皆さまへ」とし、次のように続けた。 「『女子サッカー・スポーツを通じて、夢や生き方の多様性にあふれ、一人ひとりが輝く社会の実現・発展に貢献する』とのなでしこリーグの理念のもと地域とともに、アカデミーの普及活動、そして多様性を大切にしながらクラブは進んでまいりました。この度の一件にて、それぞれの皆さま方に、ご心配とご迷惑をおかけしましたこと、クラブスタッフ一同心より深くお詫び申しあげます」 謝罪の言葉を述べたクラブは「記者会見後、メディア等にて様々な報道がなされている中ではありますが、現在継続的に内容精査と事態解決へ向けての調査中であります」と現状を報告。「そのような中で、週末に行われます『皇后杯全日本女子サッカー選手権大会』に向けて選手一同練習にひたすら汗を流し、応援していただいているサポーターの皆さまのため、勝利を目指して頑張っておりますので、引き続きのご声援とご理解をいただきますようお願い申しあげます」と声明を締めくくった。 ディオッサ出雲FCは17日の皇后杯JFA第46回全日本女子サッカー選手権大会1回戦で、神村学園高と対戦する予定となっている。