佐藤隆太、独立後初の公の場「独立記念日祝った」共演の藤野涼子&演出の長塚圭史も事務所退社
俳優の佐藤隆太が5日、東京・世田谷パブリックシアターで主演舞台「『GOOD』―善き人―」(6~21日)の初日前会見に出席した。1日に事務所から独立を発表後、初の公の場となった。 【写真】43歳になった佐藤隆太、息子を公開 佐藤は今月1日、約25年所属した「ケイファクトリー」を3月末で退社したことを発表。「独立した4月1日がこの作品の稽古最終日で。皆でご飯に行き、独立記念日を祝って頂きました」と笑顔で明かした。 共演の藤野涼子も同事務所を3月末で退社し、演出の長塚圭史は同日で「鈍牛倶楽部」を退社。佐藤は「稽古から本番に向けてこんなに独立するカンパニーは初めてじゃないか」と語り、共演陣を笑わせた。 本作は、ヒトラー独裁が進む1930年代ドイツが舞台。善良なジョン・ハルダー教授(佐藤)は、過去の論文がヒトラーに気に入られ、ナチスに取り込まれてしまい人生が一変する。 佐藤は独立後、初主演となる今作について「今まで参加したことのない作品であり、役でもある。難しいなと圧倒されました」と告白。6日に開幕することから「いよいよ明日から始まるんだなと思うと興奮してます」と意気込みを語った。 また、4月から芸能事務所「アンカー」に移籍した藤野は、佐藤演じるハルダー教授の講議を受ける女学生役を演じ「この航海を最後まで楽しみたい」と力を込めた。 会見には共演の萩原聖人、野波麻帆、北川拓実、那須佐代子も出席した。
報知新聞社