ユアン・マクレガー（撮影：宮川翔）

　幕張メッセにて開催中の「東京コミックコンベンション2023」（以下、「東京コミコン2023」）。ユアン・マクレガー、テムエラ・モリソン、ダニエル・ローガンが、12月10日のセレブ・ステージに登壇した。 【写真】ケーキをつまみ食いするユアン・マクレガー 　『スター・ウォーズ』シリーズでオビ＝ワン・ケノービ役を演じたユアン・マクレガーと、ジャンゴ・フェット役のテムエラ・モリソン、ボバ・フェット役のダニエル・ローガンが、12月10日、幕張メッセにて開催中の「東京コミックコンベンション2023」（以下、「東京コミコン2023」）のセレブ・ステージに登壇した。 　『スター・ウォーズ』俳優が一堂に会した本ステージには、ローガン、モリソン、マクレガーの順で登壇。マクレガーは「この2人と一緒にステージに上がると、その後に何をすればいいのか……という感じなんですが」と切り出しつつ、「今回来ることができて本当にうれしく思っています。心から感謝したいと思います」と感謝の気持ちを述べた。 　また同ステージではSNSで集まったファンからの質問に3人が回答。まずマクレガーが、オビ＝ワン・ケノービ役が決まったときの当時の心境を聞かれ、起用までの過程が長かったことを吐露。「それまでもいろいろな映画に出ていたのですが、自分が『スター・ウォーズ』の役柄に合うのか考えたことを覚えています。選考の過程で2人まで残った段階で、ジョージ・ルーカスの前でコスチュームを着てオーディションをしたのですが、だんだんと絞り込まれる中で、演じたいという気持ちが強くなっていきました。なので選ばれた時は本当にうれしかったです」と回顧した。 　それからマクレガーは『トレインスポッティング』のファンへメッセージを求められると、「この3日間、『トレインスポッティング』のファンに会うことができ、Tシャツにサインをしてほしいと言われました」と「東京コミコン2023」でのエピソードを披露。同作が自分にとって4本目の映画であると語り、「それまでイギリスだけだったのが、本作は国際的なファンを得るきっかけになりました。私にとっても特別な作品で、ダニー・ボイルや共演者も大切な思い出です」と懐かしんだ。 　一方、ジャンゴ・フェット（『スター・ウォーズ　エピソード2／クローンの攻撃』）、ボバ・フェット（『ボバ・フェット／The Book of Boba Fett』、コマンダー・コーディやその他トルーパー（『スター・ウォーズ エピソード3／シスの復讐』）など『スター・ウォーズ』シリーズで異なる役柄を演じるモリソンには、「同一人物であり別人という役柄をこなす上で、苦労したことは？」という質問が。 　モリソンは「ジャンゴには息子のボバがいたことが非常にラッキーなことだったと思います。わたしがジャンゴを演じた後にボバのストーリーを語る必要があったわけですが、ジョージ・ルーカスはクローンを作る必要があったので、ニュージーランドに美男子の僕を探しに来たのでしょう」と話し、会場から笑いが起きた。