警視庁公安部、研究機関へ情報流出防止セミナー
日テレNEWS NNN
大学の研究機関などへのサイバー攻撃やスパイ活動による情報技術の流出を防止するため、警視庁公安部は、研究機関の関係者向けのセミナーを初めて開きました。 警視庁公安部が17日に初めて開催したセミナーには、先端技術の情報をもつ大学の研究機関の関係者ら100人以上が集まりました。 セミナーでは、スパイ活動を行う人物が、SNSを使うなどして研究者らに接近してきたり、サイバー攻撃をしたりするなど、情報技術を盗もうとする具体的な手口が紹介されました。 警視庁によると、実際にスパイ活動やサイバー攻撃によって国外に情報が流出する事案も発生しているということで、中島寛公安部長は「セミナーによって学術機関とのコミュニケーションを深化させていきたい」としています。