日本代表・富樫勇樹

　「パリ五輪・バスケットボール男子・１次リーグ、日本－ドイツ」（２７日、ピエール・モロワ競技場） 　日本は格上のドイツに第１クォーター、第２クォーターで善戦。最後は八村がフリースローを決めて８点差でハーフタイムを迎えた。 　開始直後、日本はなかなかシュートが決まらない状況が続いた。八村や渡辺がアウトサイドから狙うもことごとくリングに嫌われた。 　それでも八村が内へ切れ込み、最後はバックを踏みながらショットを放ち初得点。さらに河村が仕掛けてアウトサイドに送って渡辺がスリーポイントを決めると、試合の流れが落ち着いた。 　その後、ドイツに一時６点差をつけられるも、吉井、渡辺のスリーポイントで懸命に食らいついた。さらに富樫もディープスリーを決めて、一時２点差まで迫った。だがバスケットカウントを取られ、５点差に。ここからファウルプレーに持ち込んだが、ラストワンプレーでフリースローを奪われ、２本決められた。 　第２クォーターでは八村塁が豪快なダンクを決め、会場は一時騒然となった。それでもドイツが底力を発揮して２桁点差をつけられるも、必死に食らいついた日本。最後は八村がフリースローを決め、１桁点差でハーフタイムを迎えた。