パリ五輪の代表選考は“発表待ち”段階! 自転車トラック女子短距離の太田りゆ「普通じゃない道のりを1番楽しんできたのは自分自身」
「普通じゃない道のり」1番楽しんでいたのは自分自身
オリンピック直前の成績として冷静に考えれば物足りない結果ではありますが、先を見据えれば、機材が大幅に変わったりギヤも変えたりとまだまだ策を残しています。残り少しの伸び代を最大限に引き出せるようにしたいです。残りの数ヶ月、強くなることに貪欲にオリンピックの用意をしていきます!(あくまでも選ばれたらなんですが笑) 『オリンピック』という夢や目標に向かって、今まで何度も何度も転んできました。なんとか立ち上がっても「もうやだ!私、普通に生きたい!」と思うことが正直何度もありました。でもここまでを振り返って、この“普通じゃない道のり”を1番に楽しんでいたのは自分自身です。 普通じゃない道の先にあるものに必死になっている自分のことが好きで、それを支えてくれる仲間や応援してくれる人のことが好きで、だからこうして続けて来れました。「もしオリンピックが決まったら、この時間がもう少し延長される」そんな想像をしてみると、嬉しい気持ちです。 ■さいごに 今回のコラムはここまで! これまで「今の気持ち」をノーメイクに綴ってきたのがこのコラムだから今月もそのまま自分の気持ちを書きました。でも人の気持ちは変わるもの。それも私らしさ。最後最後と言っていて、本当は最後じゃないかも。今の時期は「今の気持ち」を表現するのがとっても難しい時期になります。読者のみなさんには念のため、ご了承ください!