パリ2024オリンピックでの注目は選手たちの攻防戦と駆け引き!パリの地で金メダリストになるのは誰だ!?BMXレーシングの見どころ
そんな中でも東京オリンピックのリベンジをしたいという強い思いから見事パリへの切符を手に入れて復調し、過去最高なパフォーマンスができる準備をして挑む今大会。 その畠山と争うのは、前回の東京大会の金メダリストのべサニー・シュライバー (イギリス)や、現世界チャンピオンのベテラン選手であるアリス・ウィロビー (アメリカ合衆国)、またベテランで言えば過去2大会でオリンピック金メダリストになっているマリアナ・パホン (コロンビア)など、現在勢いのある若い選手から、世界のBMXレーシングを長年牽引しながらなおトップに君臨しているベテラン選手など世界の強豪たち。誰が勝ってもおかしくないこの世界最高峰の戦いでどんなレースで魅せてくれるのだろうか。 以下は唯一日本人出場選手である畠山選手へ、我々FINEPLAY編集部が独占インタビューをした際に語ってくれたパリオリンピックに対しての今の気持ちである。
畠山紗英選手のコメント
東京オリンピックを終えてからの3年間を振り返ってみていかがですか? 「東京オリンピックを終えてからは復調するたびに怪我をするような日々が続いていたので、力を取り戻すことばかりに時間を費やしていて成長している感覚がなかったのですが、そんな中で最後の怪我からこのパリオリンピックまでに復調して間に合わせることができて良かったですし、課題であったスタートのタイムも含めて今までで一番良いパフォーマンスが出せるようになったので、ようやく今までの自分を超えることができたと感じています。」 今のパフォーマンスまで改善することができた理由はありますか? 「正直言うと技術的な部分というよりも、色々な人に話を聞いてもらったりアドバイスをもらえたことで気持ちが楽になりました。それからパフォーマンスがどんどん良くなっていったのでメンタル面での改善が大きいと思います。」 パリオリンピックでの目標を聞かせてください。 「東京オリンピックでは転倒してしまって自分の走りが100%出せず悔しい思いをしたので、パリオリンピックでは自分のここまで積み上げてきたものをしっかり出し切って悔いの無いレースをするのが目標です。そして自分の100%の走りができれば結果も付いてくると強く信じています。」 パリオリンピックでの自分の走りを通して表現したいことはありますか? 「BMXレーシングはまだまだ知名度の低い競技なので、一番は私の走りを通してもっと多くの日本人の方にこのスポーツのことを知ってもらいたいと思っています。オリンピックでは特にBMXレーシングだからこそ感じられる選手たちの「かっこよさ」や「勇気」は見て感じてもらいたいですし、もっと多くの人がBMXレーシングを始めるきっかけを与えられたら良いなと思っています。」 最後にいつも応援してくれるサポーターの皆さんにメッセージをお願いします。 「いつも応援ありがとうございます。東京オリンピックで悔しい思いをした分、パリオリンピックでは悔いの無い走りをして、皆さまにかっこいい走りを見てもらえるように頑張りますので引き続き応援よろしくお願いします!」