「水辺で乾杯」イベントのイメージ

「川の日」（７月７日）にちなみ、飲み物持参で水辺に集合し、一斉に乾杯するイベント「水辺で乾杯」が５日、大津港（大津市）で開催される。新しい水辺の活用の可能性を切り開く官民一体の協働プロジェクトの一環。誰でも無料で自由に参加できる。 水辺で乾杯は、新たな水辺の利活用をとらえる機会として、一斉に水辺で乾杯をする「ミズベリング」の活動の一環。国土交通省などの提唱で平成２７年に始まり、全国各地で毎年実施されている。 ミズベリングは、水辺＋ＲＩＮＧ（輪）、水辺＋Ｒ（リノベーション）＋ＩＮＧ（進行形）の造語。国交省は平成８年度から、７月７日を「川の日」と定めている。 滋賀県は今回、大津港の活性化・にぎわいづくりに向けて初めて水辺で乾杯を主催する。大津港指定管理者の琵琶湖汽船株式会社、セイレイ興産株式会社が共催で、場所は大津港の階段護岸前（大津市浜大津５丁目１番）。 当日は午後６時～６時２０分に周辺清掃し、６時半に水辺で乾杯をする予定。乾杯からの参加も大歓迎としている。 雨天の場合は６時半から大津港旅客ターミナル大屋根下で乾杯のみ実施する。荒天などの場合は急きょ中止することもある。 ソフトドリンクなどの飲み物は各自で持参。青いもの（帽子、タオル、Ｔシャツ、リストバンドなど）を身につけると、より一体感が高まるとしている。 担当者は「身近にある水辺をもう一度眺め、もっと親しみをもってみよう」と呼びかけている。