大橋純子さん73歳で死去 圧倒的な歌唱力で一世を風び 晩年は食道がんで闘病も精力的に活動
日テレNEWS NNN
食道がんのため活動を休止していた歌手の大橋純子さんが9日に亡くなったことを、所属事務所が発表しました。73歳でした。 【画像】大橋純子、食道がんの再発を公表「とても残念な気持ちでいっぱい」 2018年にも休養 大橋さんは、短期大学在学中には北大軽音楽サークルでバンド活動をする傍らHBCラジオで深夜放送のDJを務め、1974年6月にデビュー。1977年『大橋純子と美乃家セントラルステイション』として発表した『シンプル・ラブ』がヒットし、圧倒的な歌唱力と音楽性が認められました。 1978年に『たそがれマイ・ラブ』で第20回レコード大賞金賞、1979年に『ビューティフル・ミー』で東京音楽祭世界大会最優秀歌唱賞、1982年に『シルエット・ロマンス』で第24回日本レコード大賞最優秀歌唱賞を受賞するなど、輝かしい功績を収め、ソロシンガーとしての地位を確立しました。 しかし2018年3月、会見を行い食道がんを患っていることを公表し、治療のため休養。翌年には活動を再開しましたが、2023年3月、食道がんが再発。予定していたライブを中止し、音楽活動を休止していました。 活動休止に際し、大橋さんは「2018年に療養させて頂いてからコロナ禍で様々な制限がある中、少しずつ活動を再開させて頂きました。そして、今回の定期検診で、癌が再発している事が判明いたしました。私としても、やっと世の中も緩和の兆しが見えてきていよいよこれから!と張り切ってリハーサルを始めた矢先の出来事にとても残念な気持ちでいっぱいなのと、楽しみにして下さっている方々に申し訳ない気持ちでいっぱいです。また是非皆さまの前で歌えるよう暫くお休みを頂戴致します」とコメントしていました。