ANA、羽田-能登4月も臨時便 定期便は運休続く
全日本空輸(ANA/NH)は3月19日、羽田-能登線の臨時便を4月も継続すると発表した。定期便は1月1日に発生した令和6年能登半島地震の影響で運休が続いており、1月27日から運航している臨時便を週3往復で継続する。 【写真】ANAの羽田-能登線初便の様子 4月の臨時便は運航日の変更はなく火曜、木曜、土曜に運航。運航スケジュールは見直し、能登行きNH1451便が羽田を午前8時55分に出発し、午前9時50分に着く。羽田行きNH1452便は午前11時30分に能登を出発して、午後0時35分に到着する。機材はボーイング737-800型機(2クラス166席)で、水曜のうち4月3日は臨時便を運航する。 能登線の臨時便は3月28日まで運航が決まっていたが、29日から4月25日まで継続が決定。28日までの運航スケジュールは、羽田発が午前10時30分、能登発が午後1時50分だったが、29日からは羽田の出発を運休が続く定期便の能登行きNH747便と同じ午前8時55分とした。 羽田-能登線は能登空港唯一の定期便で、ANAが1日2往復設定。臨時便延長により、4月25日まで欠航が決まった。 また、2月8日から実施している「能登復旧支援割」の対象期間を4月25日まで延長。搭乗前日まで購入可能な運賃「ANA VALUE」を値下げした。能登発羽田行きの場合、1万円から設定する。被災者や家族、復旧支援者などが主な対象となる。ANAは現地の状況を考慮し、旅行目的での利用は控えるよう呼びかけている。
Tadayuki YOSHIKAWA