佐々木朗希(千葉ロッテマリーンズ 投手)思わないような結果になりました。思うように投げられなかった|鷲田康――野球の言葉学【全文公開】
今季は3勝2敗、防御率2.56
ある球界関係者から“朗希パラドックス”という話を聞いた。今オフのメジャー移籍が既成事実のようになっている、ロッテ・佐々木朗希投手(22)の投球についての話だ。 昨オフに佐々木がいきなりメジャー移籍を直訴して騒動になった際、ファンから「シーズンを通じてフル稼働もしたことがないのに」と批判の声が湧き上がったのは記憶に新しい。そこで今季は周囲が納得する形でのメジャー移籍を目指して本人も「シーズンを通して先発ローテーションを守ること」を目標に掲げ、開幕後は身体的負担を軽くするため、省エネ投球が目につくのだ。
本文:1,388文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
鷲田 康/週刊文春 2024年5月23日号