もてぎ「ホンダコレクションホール」が3/1リニューアルオープン!「CBヒストリー」展も開催
ホンダは、栃木県「モビリティリゾートもてぎ」内のミュージアム「ホンダコレクションホール」のリニューアルオープンを発表した。1998年に開館したホンダコレクションホールは、二輪、四輪などの歴代ホンダの名モデルを目の当たりにできる施設。多くのホンダファンに愛されるが、2023年12月4日から改装のために休館が行われていた。 【画像】ホンダコレクションホールの館内・展示内容をギャラリーで見る(5枚) ファン待望のリニューアルオープンは2024年3月1日(金)。またリニューアルを記念し、ホンダを代表するスポーツモデル「CB」シリーズを特集する「ホンダCBヒストリー展」も開催される。こちらは3/1(金)から6/30(日)までのスケジュールだ。
ホンダジェットがエントランスに登場!常設展は時代別にホンダの情熱を追う
ホンダコレクションホールは、ホンダ創業50周年を記念し、「Hondaの原点をお客様に伝える施設」として1998年3月に設立。クルマやバイク、パワープロダクツなど多数のホンダ製品や歴代レーシングマシンが所狭しと展示され、さらにそのすべてが走行可能状態を維持している「動態保存」されている。 そんなコレクションホールも昨年で25周年を迎え、展示内容をリニューアル。今回のリニューアルでは、「ホンダが紡いできた夢と挑戦の物語を体感できる展示」へ進化。創業以来の軌跡を記したパネルが各階に設置され、音声ガイドやスタッフによるツアーとあわせて、ホンダのフィロソフィーや歴史を視覚・聴覚を含めた全身で体感できる。 また1階のエントランス正面には、新たに小型ビジネスジェット機「HondaJet EliteⅡ」の実物大インテリアモックアップモデルが登場。機内への乗り込むことも可能だ。さらに最新のパーソナルモビリティ「UNI-ONE」の試乗体験など、Hondaのモビリティに実際に触れられる展示が追加された。 ────────── 製品展示コーナー(常設展) ────────── 製品展示コーナーでは、時代毎にフロアを4つに分け、その時代の特徴をわかりやすく展示。二輪車、四輪車、パワープロダクツ、HondaJetとホンダの幅広い製品や、レーシングマシンの展示に加え、新たに自身のスマートフォンや貸出用の機器で利用できる音声ガイドも用意された。 ■2階南棟 -創業~1970年前後- 「みんなを喜ばせたい」「技術力で世界に挑戦する」という想いから始まった情熱の時代 2階の南フロアは、Hondaの創業期から70年前後までをフィーチャー。浜松の小さな町工場で開発した自転車用補助エンジンから始まり、汎用事業開始、マン島TTレースへの出場、「スーパーカブ」発売、F1初参戦など、Hondaの幕開けの時代を紹介。 ■2階北棟 -1970年前後~1985年前後- 創業時からの挑戦が花開き、本田宗一郎の想いを受け継ぐ新たな世代が躍動した時代 2階の北フロアでは、四輪市場への本格的な参入を果たし、F1に再び挑戦し勝利を重ねた70~85年を彩る製品・マシンを展示。初代CIVICやCVCCエンジン、二輪のロードレース世界選手権やF1第2期に参戦したレーシングマシンなどが置かれる。 ■3階南棟 -1985年前後~2000年前後- 一人ひとりの熱い夢や想いを積み上げながら、新しい価値を創造していった時代 3階の南フロアでは、新しい製品が次々と誕生した時代の裏側にあった、壁や逆境に立ち向かう挑戦の物語を紹介する。Honda初の3ナンバーサイズセダンである「レジェンド」や、新世代スポーツカーとして登場した「NSX」の開発の裏にある物語を伝える。 ■3階北棟 -2000年代~- 創業からの想いはそのままに、これまで以上の領域と夢の実現へと突き進んだ時代 3階の北フロアでは、「ASIMO」などロボティクス技術の研究開発や、航空機の世界への新規参入など、Hondaの新たな価値創造への挑戦の物語を紹介する。創業からの想いはそのままに、領域を広げ、夢の実現へと突き進んでいくHondaの挑戦を見ることができる。