『さらば宇宙戦艦ヤマト　愛の戦士たち』は西暦2201年を舞台とした作品

SFアニメシリーズの金字塔「宇宙戦艦ヤマト」の劇場版初期作、『宇宙戦艦ヤマト 劇場版』4Kリマスター(公開中)と『さらば宇宙戦艦ヤマト　愛の戦士たち』4Kリマスター(2024年1月5日公開)の2ヵ月連続公開が12月8日よりスタートしている。このたび、スターチャンネルがこの2作品を劇場公開翌月の2024年1月より独占放送、配信することが明らかになった。 【写真を見る】『宇宙戦艦ヤマト 劇場版』、『さらば宇宙戦艦ヤマト　愛の戦士たち』4Kリマスター版の独占放送＆配信を記念しミニ番組放送も決定 『宇宙戦艦ヤマト 劇場版』4Kリマスターは、日本のアニメに革命を起こした「宇宙戦艦ヤマト」テレビシリーズ第1作を再編集した劇場版作品を4Kリマスターしたもの。西暦2199年、謎の星間国家ガミラスの攻撃を受け滅亡の危機に瀕していた地球を舞台にした物語が展開。遊星爆弾による放射能汚染は地表全土に広がり、地下都市に逃れた人類を刻々と蝕みつつあった。地球防衛軍も敗退し希望の全てを失った時、14万8千光年の彼方、惑星イスカンダルの女王スターシャからのメッセージが届く。イスカンダルには地球の滅亡を救う放射能除去装置コスモクリーナーＤがあるという。さらにそのメッセージには、人類の技術水準を遥かに上回る機関「波動エンジン」の設計図が託されていたのだった。現在公開中の本作は、STAR1にて2024年1月14日(日)の21時から放送される。また、1月14日(水)の21時よりスターチャンネルEXにて配信開始。 『さらば宇宙戦艦ヤマト　愛の戦士たち』4Kリマスターは西暦2201年を舞台とした作品。地球はガミラスとの戦いの傷も癒え、かつてない繁栄の道を進んでいた。ヤマトはすでに廃艦処分となり、代わりに超最新鋭戦艦アンドロメダが就航、かつてのヤマト戦士古代、島、真田らは惑星間資源輸送船団の護衛任務にあたっていた。そんななか、古代は地球への輸送航海の途中、未知の星から地球に救いを求める不思議な発信をキャッチ。危機を感じたヤマト戦士たちは、海底ドックに眠るヤマトに乗り込み、新たなる旅へと発進することに。本作は、2024年2月4日(日)の21時から独占放送されるほか、2月4日(日)より配信開始となる。 また、独占放送、配信を記念し、4Kリマスターにて甦ったクリアな映像と音声が映しだされた本編映像を含むプロモーション映像が初公開されている。 さらに、ミニ番組「『宇宙戦艦ヤマト 劇場版』『さらば宇宙戦艦ヤマト　愛の戦士たち』4Kリマスター版独占放送＆配信記念特別番組 伝説はここから始まった」の放送も決定。ミニ番組では、アニメ研究家の氷川竜介が『宇宙戦艦ヤマト 劇場版』公開当時の社会現象や、4Kリマスター版の魅力を解説。また、実際に今回の4Kリマスターを担当したスタッフへ、修復にあたってのこだわりや見どころをインタビューする。番組はSTAR1にて12月24日(日)20時50分から放送となる。 また、「宇宙戦艦ヤマト」テレビシリーズ全3作も、アンコール放送される。こちらはSTAR2にて1月8日(月・祝)より毎週月曜から金曜11時30分から放送されるほか、スターチャンネルEXで全話配信中だ。 4Kスキャン＆リマスター技術で蘇ったSFアニメの記念碑的作品。アニメブームの到来を呼んだ本作をぜひこの機会に楽しんでほしい。 文/鈴木レイヤ