阪神球団旗（2023年撮影）

　阪神がパナマ出身のジーン・アルナエス内野手（22）を獲得することが13日、分かった。 【写真】球団初ドミニカでのトライアウトで合格の２投手が入団 　すでに同国の入団テストで実力を確認しており、育成契約を結ぶとみられる。アルナエスは身長178センチの右投げ右打ちで、シュアな打撃とマルチな守備力が魅力。一塁、二塁などの内野手だけでなく捕手起用も可能とされており、化ければ面白い存在だ。早ければ11月の高知・安芸秋季キャンプからチームに合流する可能性もある。 　阪神は今年1月にドミニカ共和国で入団テストを行い、マルティネス、ベタンセスの両右腕と育成契約。マルティネスは今季ウエスタン・リーグで17試合55回0／3を6勝1敗、防御率3・93、ベタンセスも同25試合23回2／3を1勝2敗、防御率4・18と奮闘している。球団は今冬、ドミニカ共和国でも2年連続となる入団テストを開催予定。「育成王国」への道を突き進む。 　◆ジーン・アルナエス　2002年8月22日生まれ、パナマ出身。19年からブルージェイズ傘下。21、22年はルーキーリーグでプレー。23年は1A級で26試合に出場し、打率2割6分6厘、0本塁打、8打点。24年は同級で51試合に出場し、打率2割3分3厘、2本塁打、12打点。マイナー通算124試合出場で打率2割4分1厘、2本塁打、35打点、6盗塁。178センチ、72キロ。右投げ右打ち。