東証プライム市場の株価騰落率「トップ3」と「ワースト3」…日産自が連日急騰している〈ホンダとの経営統合〉以外の理由【昨日の株価】
東証プライム市場に上場している個別株式について、2024年12月25日(水)の騰落率ランキングをお伝えします。 【画像】「30年間、毎月1ドルずつ」積み立て投資をすると…
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値上がりトップ3
1位:キッセイ薬品工業〈4547〉……前日比+445円(+12.52%)/終値4,000円 【売買材料】 当日は特段個別の売買材料見当たらず。12月23日(月)、同社はGnRHアンタゴニスト「イセルティ」(一般名リンザゴリクス)について、技術導出先であるセラメックス(英国)が、欧州委員会より、子宮内膜症の追加適応症を取得したと発表していた。 2位:セガサミーホールディングス〈6460〉……前日比+253.5円(+9.29%)/終値2,982.5円 【売買材料】 12月25日(水)、大和証券が同社に対する投資判断を「2」から「1」に格上げ。同時に、目標株価も3,550円から4,200円に引き上げており、これが材料視された模様。 3位:日産自動車〈7201〉……前日比+41.3円(+8.66%)/終値518.3円 【売買材料】 当日は特段個別の売買材料見当たらず。12月23日(月)、ホンダ〈7267〉との経営統合に向けた検討に関して基本合意書を締結したと発表しており、以降連日の大幅上昇。日産自株は日証金ベースで貸株残高が大きく積み上がっていることから、断続的なショートカバー※が株価水準の押し上げに寄与したとみられている。 ※ショートカバー:値下がりを期待して空売りなど「売りの持ち高」を取っていた金融資産を買い戻すこと。
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値下がりワースト3
1位:シード〈7743〉……前日比-48円(-7.56%)/終値587円 【売買材料】 当日は特段個別の売買材料見当たらず。前日の東証プライム市場値上がり率2位銘柄(前日比+18.69%)であり、この日は利益確定の売りに押された模様。 2位:ジャパンディスプレイ〈6740〉……前日比-1円(-5.00%)/終値19円 【売買材料】 当日は特段個別の売買材料見当たらず。 3位:フリービット〈3843〉……前日比-56円(-3.79%)/終値1,420円 【売買材料】 当日は特段個別の売買材料見当たらず。
THE GOLD ONLINE編集部(株式投資取材班)