農水省広報誌に「サクナヒメ」登場 食育クイズで楽しく
食や農に興味持ってほしい
うまい飯を食うと力が出るのぉ――。農水省は3日、広報ウェブマガジン「aff」の7月号で、稲作を取り入れたゲームが原作のアニメ「天穂(てんすい)のサクナヒメ」とコラボレーションした特集記事を公開した。食育をテーマに、主人公「サクナヒメ」などアニメに登場するキャラクターが会話を交わしながら、朝食の大切さや稲作を学ぶクイズを出題する。 神々の都を追放された豊穣(ほうじょう)神サクナヒメが鬼と戦いながら、仲間と一緒に稲作に挑戦し、食べ物を得ていくというアニメの内容になぞらえて、「朝ご飯を食べないとどうなる?」「稲の栽培を手伝ってくれる家畜は?」などのクイズが出てくる。 記事は7月号の特集「みんなで食育」の一環で、同省ホームページで同日公開した。同省は「稲作や食べ物の大切さに着目している『天穂のサクナヒメ』と協力し、各世代に食や農業に興味を持ってもらうきっかけにしたい」(広報室)と話す。
日本農業新聞