リメイク版『SILENT HILL 2』開発のBloober Team、さらなる「SILENT HILL」作品のリメイクや新作を手がけることに前向きだと明かす

リメイク版『SILENT HILL 2』を開発したBloober Teamは、さらなる「SILENT HILL」シリーズ作のリメイクや、完全な新作を手がけることに前向きなようだ。 「SILENT HILL 2（リメイク）」画像・動画ギャラリー 先日、SFサバイバルホラー『Cronos: The New Dawn』を発表したばかりのBloober Teamでディレクター兼デザイナーを務めるヴォイチェフ・ピエコはIGN USに対し、興味深いと思える機会にはつねに前向きだと明かした。 「僕らはいつもオープンな状態だと思います」とピエコは言う。「もし機会があれば、それを活用したいです」。リメイク版『SILENT HILL 2』は、2024年10月8日に発売された。批評家からは高く評価され、1週間足らずで販売本数が100万本を突破し、ファンはさらなる作品を熱望している。 「つかむべきチャンスというものがあるのです」とピエコは言う。「『SILENT HILL 2』のように、伝説的な作品をリメイクすることだってできます。ですから、不可能なことなんてないと信じています」 どんな決断を下すかは販売元のKONAMIの手にも委ねられているが、同社はリメイク版『SILENT HILL 2』の出来に満足していることだろう。とはいえ、今のところ新たなリメイクや続編に関する発表はない。 Bloober Teamがすでに発表した前述の新作『Cronos: The New Dawn』は、PS5/Xbox Series X|S/PC（Steam）で2025年に発売予定。同スタジオ初のオリジナルサバイバルホラー作品で、終末後となった1980年代のポーランドを舞台に、複雑なタイムトラベルのストーリーが描かれる。 リメイク版『SILENT HILL 2』はIGN JAPANのレビューで10点満点を獲得。「オリジナル版を最大限リスペクトしつつ、人間の弱さや苦悩に向き合う物語を、感情豊かに現代に復活させただけでなく、古典的なサバイバルホラーの楽しさすらも復活させている。肩越し視点のコンバットデザインは焦燥感と緊張感を生み出しており、シリーズ今後の指標となるべき完成度を誇っている」と評されている。