【MLB】 ボブルヘッドデーに大谷が千両役者の活躍 1HR2盗塁でドジャースの逆転勝利に貢献
【オリオールズ4ー6ドジャース】@ドジャー・スタジアム
日本時間8月29日、大谷翔平のボブルヘッドデーに多くの観客が詰めかけたオリオールズとの一戦に、ドジャースは6対4で勝利。主役の大谷は42号の先頭打者本塁打と、2個の盗塁を決める活躍で観客の期待に応えた。ドジャースの2番手アンソニー・バンダに2勝目(2敗)、オリオールズの先発コービン・バーンズに7敗目(12勝)が付いている。 【動画】大谷の42号先頭打者アーチ 初回、オリオールズのエースのコービン・バーンズから、ドジャースは1番の大谷翔平が42号ソロを放って先制。外角低めの約140キロのスライダーを拾い上げる技ありの一打だった。しかし、2回にオリオールズはラモン・ウリアスとジェームズ・マッキャンがタイムリーを放ち、3対1と逆転する。直後の3回、ドジャースはエラーと大谷のヒットで作ったチャンスを2番ムーキー・ベッツがタイムリーで活かし、まず1点を返す。その後、走者の大谷とベッツがダブルスチールでチャンスを拡大すると、4番テオスカー・ヘルナンデスが28号の逆転3ランを放ち、ドジャースは5対3とリードを奪う。 その後、オリオールズに1点差に詰め寄られたドジャースは6回、併殺崩れで塁に残った大谷が42個目の盗塁を決め、さらに捕手がボールを逸らす間に三塁へと進塁。大谷は3番ギャビン・ラックスのショートゴロエラーの間に生還し、貴重な追加点をもたらした。ドジャースは大谷の3得点に助けられ、6対4で勝利。2位ダイヤモンドバックスとの差は3ゲームから変わらなかった。 ドジャースの大谷翔平は「1番・DH」でスタメン出場し、4打数2安打3得点1本塁打2盗塁の活躍。史上2人目の「42本塁打・42盗塁」の達成者となった。今季成績は打率.295、OPS.999となっている。