【府中牝馬Ｓ・人気薄好走の理由】１０番人気シンティレーションが強襲２着 戸崎圭太「最後もいい脚で伸びてくれた」
［ＧⅡ府中牝馬ステークス＝２０２４年１０月１４日（月曜）３歳上・牝、東京競馬場・芝１８００メートル］ １４日の東京メイン・ＧⅡ府中牝馬Ｓは２番人気のブレイディヴェーグが快勝。１１か月ぶりの実戦をものともせず、外から豪快に差し切った。２強に割って入ったのは１０番人気の伏兵シンティレーション（牝５・池上）。インから先に抜け出した１番人気マスクトディーヴァが２着を確保したかに思えたが、ゴール寸前で勝ち馬の直後から鋭く伸びて〝銀メダル〟をゲットした。 道中は無理をせず折り合い重視で後方から進み、直線では勝ち馬と並ぶ上がり３ハロン最速タイ＝３２秒８の豪脚を披露。３歳春にはＧⅢフラワーＣで１番人気（３着）に推された素質馬がポテンシャルを見せつけた。 テン乗りの戸崎圭は「ポジションはもう少し前が欲しかったが、重賞に入ってこれまでとの違いはあった。切り替えてからは後方で手応え良く運び、最後もいい脚で伸びてくれた」とコメント。勝利こそならなかったが、１１番人気で快勝した前走・新潟日報賞がフロックではないことを証明した。
東スポ競馬編集部
