【RIZIN】榊原CEO「ベイノアと井上雄策は今のままなら2度と出番はない」勝ち負けより選手に求める“姿勢”
■『Yogibo presents RIZIN.46』(29日・有明アリーナ) 全10試合終了後、榊原信行CEOの総括インタビューが行われ、第5試合で対戦した“ブラックパンサー”ベイノアと井上雄策に対して「今のままなら2度と使わない」とイエローカードを提示した。 【インタビュー動画】榊原CEO「ベイノアと井上雄策は今のままなら2度と出番はない」 アメリカの名門ジム「AKA」でUFCを無敗のまま引退した元ライト級王者のハビブ・ヌルマゴメドフや、元ヘビー級王者のケイン・ヴェラスケスらと1年にわたって練習を重ねてきたベイノア。対する井上はYouTuber“スマイル井上”として人気を集めており、この試合はコアファンからもライトファンからも注目を集めていた。 しかし、試合展開は見合う展開が多く、お互いに有効的な攻撃を出せないまま時間だけが過ぎていき、3ラウンドには観客がブーイングを浴びせた。この試合について榊原CEOは「何をしに来たのか。僕らはルールミーティングで言うんです。『勝った負けたじゃなくて、本当に最後の1分1秒まで一本とKOを狙ってくれ。僕らは勝ち負けにこだわらないプロモーションだ』って口を酸っぱくして言ってるのに、最後まで行けなかった。お客さんのブーイングは聞こえてるはずだと思うんですが」と、最後まで消極的だった両者に痛烈なダメ出し。 井上が「桜庭和志さんに憧れている」と事前インタビューで語ったことを引き合いに、「桜庭はあんな恣意はしない。リングで戦いながら、リングの外にいるもう1人の自分が『いま何をするべきか』っていうことを常に桜庭は意識していた」と、“日本格闘技界の英雄”のスタイルを紹介。 そして「3ラウンドずっとぐるぐる回る展開を見せられて、あんな作品しか作れないなら2度と出番は無いと宣告したい」と断言。ただし「もうチャンスをあげないってことではないので、改心して負ける勇気を持って勝ちに行ってほしいと思います」と、自著のタイトルを引用して、奮起に期待した。
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