阪神退任の岡田監督へ「最後くらいボヤキなく」…OB関本健太郎&糸井嘉男が「アレンパ」について語る
阪神タイガースOBの関本健太郎氏と糸井嘉男氏が10月9日、「阪神梅田本店」(大阪市北区)でおこなわれた乾杯イベントに登場。事前抽選で選ばれたファン50名を前に、阪神タイガースのアレンパについて語った。 【写真】イベント前の囲み会見で笑顔をみせる2人
■ 「ご機嫌で送り出したい」(関本)
2位でリーグを突破した阪神タイガース。関本は「去年は圧倒的な力で優勝したので、簡単に(優勝)できるんじゃないかと思ってしまいがちなんですけど、やっぱり連覇って難しいんやなと。8月に失速してこのまま終わってしまうんじゃないんかなと思ったら、また楽しませてもらえて。日本一に向けてまだ試合が残っているので、頑張ってほしいですね」と選手にエールを送った。 12日からのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージを勝ち上がるためのキーマンについては、糸井は「僕は森下選手。得点に繋がる打撃が上手なので・・・あとは、初戦が大事じゃないですかね」、関本は「僕はサトテルが打てばと」とコメントした。 CSファーストステージのDeNA戦は、本拠地「甲子園」でおこなわれる。関本は「めちゃくちゃ追い風になるんじゃないですか。レギュラーシーズンよりも熱気がすごい甲子園なので。先制されたとしても、球場がその空気をかき消すくらいな声援を送っていただいたら(笑)。一喜一憂しないで、攻撃的な応援をしていただいたら、選手の後押しになると思います」と語った。
投手陣についての話になると、糸井は「帰ってきた髙橋遥人投手が鍵を握ってるんじゃないですかね。彼のポテンシャルをずっと見てきまして、エースになるなというタイミングで怪我をして。リハビリも一緒にしたこともありますし、今回復活してきたというところで、色々なことを思いますね。頑張ってほしいです」と明かした。CS先発は2人そろって才木投手を予想した。 また先日、岡田監督が今季限りでの退任することが発表された。関本は「シーズンを通して、監督のボヤキがよく聞こえてきたので、最後くらいボヤキがないようにご機嫌で送り出したいですね。選手のみなさんに頑張ってほしいです」と語った。 続けて糸井は「今、球団から電話かかってこないか待ってる状態なんですけど・・・まっったく鳴らない!今、現在ね。CSに集中してほしいです」と笑顔を見せ、「日本一になれるチャンスはまだ残っていますし、岡田監督のアレンパを期待しています」とコメントした。