『ワンピース』史上一番好きなエピソードは? 東の海からエッグヘッドまでの忘れられない名シーンも
3週間の休載の間に好き振り返りを
「週刊少年ジャンプ」誌上での『ONE PIECE(ワンピース)』が3週間の休載に入っています。この理由について、尾田栄一郎先生によると「病気とかでは有りません。しかし体の事です。メンテナンスと思ってください」とのことでした。ファンとしては尾田先生の健康を祈るしかありませんが、「エッグヘッド編」がクライマックスの真っ最中ということで、連載の続きを早く読みたいという人も多いはずです。 【画像】えっ…? これが最弱の海出身の最強キャラです(6枚)
そんなはやる気を落ち着けるため、ここで一旦『ONE PIECE』の軌跡を振り返るのはいかがでしょうか。公式サイト「ONE PIECE.com」内の「これまでのストーリー」ではストーリーがシリーズごとに丁寧にまとめられており、「ここ好きなんだよな」「こんな話あったあった」などと感じ入ることができます。今回は19にも及ぶシリーズから、一般的に人気の高そうな3つを簡単に振り返ってみます。
●東の海(イーストブルー)編(1~100話) まずは物語が始まる「東の海(イーストブルー)編」です。ここではルフィの原点となる赤髪のシャンクスとの出会いを起点に、その10年後の旅立ちや、始まりと終わりの町「ローグタウン」を経て「偉大なる航路(グランドライン)」に突入するまで描かれます。 「東の海(イーストブルー)編」では2021年開催の世界人気投票で上位となったゾロ(2位)、ナミ(3位)、サンジ(4位)などの人気のキャラクターが続々と仲間になっていきますが、たまに読み返すとそのテンポの良さは驚くほどです。なおアニメでこのシリーズの大半を彩ったオープニングテーマ「ウィーアー!」は、本サイトの「『ワンピ』歴代OPテーマで一番好きなのは?」というアンケート企画で堂々の1位となりました。
●マリンフォード頂上戦争編(550~597話)
「マリンフォード頂上戦争編」連載時の盛り上がりも忘れられません。海軍が本部を構えるマリンフォードで連載史上最大規模の戦いが繰り広げられた末に、エースの死やルフィの敗退などの衝撃の展開が続き、最後は2年後の再会に向けて麦わらの一味の修行が始まります。 『ONE PIECE』中盤の最大の山場なだけに、エースを救おうとする白ひげ海賊団やルフィ、それを防ごうとする海軍本部や王下七武海、さらに黒ひげ海賊団や赤髪海賊団まで登場し、エースを巡って争う様子は圧巻でした。全47話ながら兄弟の共闘や白ひげとエースの最後など名場面が多数あり、話の密度という点では全シリーズでも屈指のものです。