6日 東北北部など一時的に雪解け進む 気温上昇や雨による落雪や雪崩に注意
6日(月)は一時的に気温が上がる所が多くなります。積雪の多い所では落雪やなだれに注意が必要となります。
東北北部では記録的な積雪
青森県を中心に記録的な積雪となっています。今日5日午前11時現在の積雪の深さは、青森市で136センチ、弘前市で108センチとなっていて、それぞれ平年のおよそ3.5倍の積雪となっています。 5日は平地で雪の降り方の強まる所はほとんどないですが、除雪作業は二人以上で行うなど、引き続き事故防止を心掛けた方が良さそうです。
南風で気温が上昇
6日(月)は、前線を伴った低気圧が日本海を東に進む見込みです。日本付近の上空にある寒気は一時的に弱まって、本州付近には南から比較的暖かい空気が流れ込みます。 最高気温は全国的にこの時期としては高くなり、特に北日本では3月~4月並みの気温となる所が多くなる予想です。 低気圧の影響で天気の崩れる所が多くなるものの、気温が高いため東北北部の平地でも雪ではなく雨として降りそうです。
一時的に雪解けが進む
気温の上昇や雨が降る影響で、積雪となっている所では一時的に雪解けが進む可能性があります。 積雪の多い地域では、屋根などからの落雪や路面状況の変化に注意が必要です。また、山沿いでは、なだれが発生するおそれもあります。
日本気象協会 本社 佐藤 匠